PPTX ファイルとは?

PPTX — Microsoft PowerPoint (Office Open XML)

どんな形式か

PPTXは、2007年以降のPowerPointにおけるプレゼンテーション形式です。スライドとその内容、レイアウトはもちろん、アニメーション、画面切り替え、発表者用ノートも含まれます。

DOCXと同様、複数のXMLファイルをまとめたアーカイブになっており、各スライドは個別のファイルとして格納され、画像や動画は別に保存されます。そのため、メディアを多く含むPPTXファイルは容量が大きくなりがちです。

歴史と由来

PowerPointは1987年にMacintosh向けに誕生し、同年Microsoftに買収されました。以後20年間、バイナリ形式の.pptで保存されてきました。

PPTXへの移行は、同じOffice Open XML規格(ISO/IEC 29500)のもと、2007年のDOCXへの移行と時を同じくして行われました。現在ではLibreOffice Impress、Google Slides、Keynoteでも扱うことができます。

便利な理由

プレゼンテーション形式の事実上の標準であり、PPTXはほぼどこでも開くことができ、編集も容易です。

アニメーション、画面切り替え、タイミング設定、発表者用ノートなど、プレゼンテーションを生き生きとさせる要素をすべて保持し、直前まで自由に修正できます。

限界と欠点

ソフトウェア間での再現性の低さが弱点です。フォントの欠落、アニメーションの未反映、要素のずれなどが起こります。PowerPointで丁寧に作り込んだプレゼンテーションも、ImpressやGoogle Slidesでは崩れてしまうことがあります。

ファイルはすぐに重くなり、埋め込まれた動画は本番当日のトラブルの典型的な原因となります。

使い方のヒント

プレゼンテーションが完成したら、すぐにPDFへ変換しましょう。会場のパソコンでスライドが意図通りに表示されることを保証する唯一の方法です。アニメーションは失われますが、レイアウトは保持されます。ほとんどの場合、十分に見合う交換です。

PDFは会議後に資料を配布する際にも適した形式です。軽量で汎用性があり、誰かが不用意に内容を書き換えてしまう心配もありません。

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